インフラエンジニアのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説
本記事は、リクルート・マイナビ・ビズリーチ等の広告も含みます。
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この記事を読むとわかること
- フリーランスになると何が変わる?
- フリーランスになるメリット・デメリット
- 案件を獲得する方法
- おすすめのエージェントと選び方
- 年収を上げる方法から将来性まで
結論から言うと、フリーランスが継続的に案件を獲得するには、エージェントの利用がおすすめです!
今回おすすめするインフラエンジニア向け案件があるフリーランスエージェントは、以下の通りです。
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目次
- インフラエンジニアのフリーランスはできる?未経験からも可能?
- インフラエンジニア案件の単価相場
- インフラエンジニアのフリーランス案件例
- 案件例1
- 案件例2
- 案件例3
- インフラエンジニアのフリーランス案件探しにおすすめのエージェント
- フリーランスインフラエンジニアの仕事内容
- ITインフラの設計
- システム・サービスの構築
- 完成したインフラの運用・保守
- サーバー/ネットワーク/セキュリティエンジニアの違い
- サーバーエンジニア
- ネットワークエンジニア
- セキュリティエンジニア
- フリーランスインフラエンジニアの魅力
- フリーランスのインフラエンジニアはリモートワークができる?
- インフラエンジニアがフリーランスになるには?案件を獲得する方法
- フリーランスエージェントを利用する
- 前の職場から仕事を受注する
- 求人サイトを利用する
- インフラエンジニアがフリーランスになるメリット
- 好きな条件で自由に案件を選択できる
- スキル次第で年収アップが狙える
- 時間を効率的に使える
- インフラエンジニアがフリーランスになるデメリット
- 収入が不安定になる場合がある
- 生活リズムが乱れる
- 福利厚生が弱い
- フリーランスのインフラエンジニアに必要なスキル・知識
- サーバーとネットワークの基礎知識
- クラウドサーバー関連のスキル・知識
- セキュリティ関連の知識
- インフラ設計スキル
- プロジェクトマネジメントスキル
- フリーランスインフラエンジニアが年収を上げる方法
- クラウド・コンテナの開発実績を積む
- 大手企業や外資系企業の案件を受注する
- 資格を取得する
- フリーランスのインフラエンジニアに将来性はあるのか
- フリーランスインフラエンジニアに関するよくある質問
- 未経験からインフラエンジニアとしてフリーランスになれる?
- フリーランスのインフラエンジニアが稼げないって本当?
- 副業としてフリーランスエンジニアになれる?
- まとめ
- 関連記事
インフラエンジニアのフリーランスはできる?未経験からも可能?
インフラエンジニアのフリーランスは十分に可能です。
フリーランスとして求められるのは、AWS・Azure・GCPなどのクラウドサービスに精通し、Terraform・Ansibleによるコード化を実践できる人材です。
Docker・Kubernetesによるコンテナ管理やCI/CDパイプライン設計、監視ツール(Prometheus・Grafana・Datadog)の運用経験も重要な差別化要素となります。
案件獲得にはレバテックフリーランスやテクフリなどの専門エージェントを活用するのがおすすめ。ポートフォリオでインフラ構築実績を具体的に示すことが効果的です。
未経験者は、まずAWS CLF(Cloud Practitioner)資格取得から始め、個人環境でWebアプリケーションのデプロイ経験を積むことが重要です。
その後、SaaS企業でのインハウス経験を1〜2年積み、実運用でのトラブルシューティング能力とオンコール対応経験を身につけてからフリーランス転向すると成功確率が高まります。
インフラエンジニア案件の単価相場
単価相場 | 案件数 |
---|---|
0〜9万円 | 35件 |
10〜19万円 | 10件 |
20〜29万円 | 9件 |
30〜39万円 | 17件 |
40〜49万円 | 70件 |
50〜59万円 | 83件 |
60〜69万円 | 306件 |
70〜79万円 | 594件 |
80〜89万円 | 678件 |
90〜99万円 | 366件 |
100〜109万円 | 161件 |
110〜119万円 | 74件 |
120〜129万円 | 39件 |
130〜139万円 | 8件 |
140〜149万円 | 3件 |
150〜159万円 | 7件 |
160〜169万円 | 1件 |
インフラエンジニアのフリーランス案件例
インフラエンジニアのフリーランス向け案件をいくつか紹介します。案件のスキル感や単価相場などを参考にしてください。※案件は掲載当時の情報なので、募集が終了している場合もあります。
案件例1
案件タイトル | 【Python/Go/React/Node.js】WEBアプリ開発におけるPM支援(リモート併用可) |
---|---|
単価 | 〜 720,000円 |
案件概要 | 自社WEBアプリ開発におけるPM業務を行っていただきます。主な業務内容は以下です。・顧客折衝やコンサルテーションを行い、要望を踏まえた上での仕様策定・ステークホルダーとの納期、品質基準に関する期待値調... |
必要スキル | ・PM経験・顧客折衝、要件定義、システム設計など、上流工程経験のある方・ソースコードレビュー経験(Python、Go、React、Node.jsなど)・LINEを使ったシステム開発の経験のある方 |
求人元 | FLEXY(フレキシー) |
公式ページ | https://flxy.jp/ |
案件例2
案件タイトル | 大手小売業のインフラチームで運用・保守マネジメント支援(フルリモート) |
---|---|
単価 | 〜 750,000円 |
案件概要 | 大手小売業のインフラチームのメンバーとして、以下を実施いただきます。 ・問題分析、課題特定・解決支援 ・各種ドキュメント作成 ・ベンダーマネジメント(インフラエンジニアとの議論を含む)■募集背景人員不... |
必要スキル | ・サーバ、データベース、OS、ネットワーク、クラウドなどの幅広いインフラの知識を有していること・コンサルティング経験があること |
求人元 | FLEXY(フレキシー) |
公式ページ | https://flxy.jp/ |
案件例3
案件タイトル | 自社サービスの基盤を支えるインフラエンジニア募集 |
---|---|
単価 | 〜 800,000円 |
案件概要 | ・自社サービスを支えるインフラの構築、保守・パフォーマンス向上/システム安定のための技術検討、導入<開発環境>Dataflow、GKE、Cloud Pub/Sub、BigQuery、Google Cl... |
必要スキル | ・高速レスポンスを実現するためのアプリケーション、ミドルウェアのチューニング経験・プロダクト開発と連携したミドルウェア検証、導入経験・システムの監視設計、体制の整備/強化の経験・パブリッククラウドでの運用、設計、構築の経験<歓迎要件>・アドテク経験 |
求人元 | FLEXY(フレキシー) |
公式ページ | https://flxy.jp/ |
インフラエンジニアのフリーランス案件探しにおすすめのエージェント
公式サイト | エンジニア案件数 | 稼働日数 (目安) |
特徴 | |
レバテックフリーランス |
https://freelance.levtech.jp/ | ★★★★★ | 週4~5日 | ・とにかく案件数が多い ・大企業の高単価案件やフルリモート案件も多数取扱あり ・フリーランスとして案件受注を検討するならまず登録したいエージェント |
HiPro Tech |
https://tech.hipro-job.jp/ | ★★★★ | 週3〜5日 | ・中間マージンが発生しない ・掲載案件の約70%が自社開発 ・25%は週3日以下の稼働で自由な働き方を実現できる |
テックストック |
https://tech-stock.com/ | ★★★★★ | 週4~5日 | ・週5日フルコミットで月80万円以上を目指せる高単価案件を多数 ・リモート案件も豊富で、場所を選ばずに活躍したいエンジニアにおすすめ |
テクフリ |
https://freelance.techcareer.jp/ | ★★★ | 週4〜5日 | ・大企業の高単価な案件が多い ・面談対策など案件受注サポートも充実 ・業界でも珍しい低マージン率(一部案件で10%) |
レバテックフリーランス
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://freelance.levtech.jp/ |
契約形態 | 業務委託 |
対応地域 | 全国 |
支払いサイト | 15日サイト(月末締め翌月15日支払い) |
求人数 | 84,653件 ((2025年7月7日時点) |
リモート求人数 | - |
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レバテックフリーランスは、フリーランスのITエンジニア・デザイナーに特化した、業界最大級のエージェントです。最大の魅力は、中間マージンを極力排除した高単価の「直請案件」が豊富なこと。サイバーエージェントやDeNAといったメガベンチャーをはじめ、誰もが知る大手企業のプロジェクトに参画できるチャンスが多数あります。
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HiPro Tech
HiPro Tech(ハイプロテック)は、パーソルキャリア株式会社が運営するIT・テクノロジー領域に特化したフリーランスエージェントです。企業とフリーランスを“直接契約”でつなぐことを特徴とし、中間マージンが発生しないため、高単価・高報酬な案件が豊富に揃っています。
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テックストック
運営会社 | INTLOOP株式会社(イントループ株式会社) |
公式サイト | https://tech-stock.com/ |
契約形態 | 業務委託契約(一部案件では派遣契約) |
対応地域 | 不明 |
支払いサイト | 最短で稼働月当月末締め翌月15日 |
求人数 | 8,453件 |
リモート求人数 | - |
福利厚生 | 税務・会計のお悩み解決サポート キャリア拡大に向けたスキルアップサポート 健康維持のためのライフスタイル向上サポート |
テックストックは、INTLOOP株式会社が運営するフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。
直請案件・上流案件を中心に、週5日フルコミットで月80万円以上を目指せる高単価案件を多数取り扱っています。
リモート案件も豊富で、場所を選ばずに活躍したいエンジニアにおすすめです。税務・会計サポート、スキルアップ支援、ライフスタイル向上サポートなど、充実した福利厚生も魅力。週5日フルコミットでがっつり稼ぎたい、上流工程に携わりたいという方は、テックストックがおすすめです。
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テクフリ
テクフリ(TechCareer Freelance)は、株式会社アイデンティティーが運営するフリーランスエンジニア・クリエイター向けの案件紹介サービスです。
最大の特徴は、業界でも珍しい低マージン率(一部案件で10%)と、登録から案件参画後まで一貫してサポートする強力な体制。コーディネーター・エージェント・カスタマーサクセスの専門チームが、カウンセリングや条件交渉、現場での問題解決まで丁寧に対応します。
さらに、ITフリーランスコンソーシアム(ITFC)による独自の福利厚生も充実。休業補償保険や報酬付き休暇、健康診断割引、税理士無料紹介・キャッシュバック、デリバリーや旅行の割引など、他社にはない特典が多数用意されています。
案件の約80%がリモート対応、週4日からの稼働も可能で、柔軟な働き方を実現。高単価案件や福利厚生を重視する方、エンジニア・クリエイター職種でキャリアアップを目指す方に最適です。ただし、実務経験2~3年以上が求められるため、経験の浅い方や地方在住で常駐案件を希望する方には向かない場合があります。登録・利用は完全無料。
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フリーランスインフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアとは、全てのITサービスの基盤である、ユーザーとサーバー間でやり取りするための”インターネット”と、情報の受け渡しや保管をする”サーバー”を作っているエンジニアの事です。
そのため、インフラエンジニアは「サーバーエンジニア」と「ネットワークエンジニア」に分けられます。
「インフラ」とは、生活を支える基盤の事であり、公共施設やガス、水道などの無くなると生活が成り立たないものを表します。
これをITで考えると、組織内の情報システム基盤であるコンピュータやネットワーク、ソフトウェアや外部の情報サービスなどのITインフラを指しています。
メールやWebブラウザなどのアプリケーションも、インフラが土台となり、その上に成り立っています。
そして、ITインフラの計画・調達から、導入、運用、保守、利用者のサポートや更新まで広く行う職種を「インフラエンジニア」と言います。
インフラエンジニアは、整備や、その機能を維持し続けることがメインの仕事になっていきます。
また、小規模の会社では、他の業務と兼任する場合もあります。
セキュリティやサーバー、ネットワークなど、主な担当分野はさまざまですが、いずれも「上流工程」である設計や構築、「下流工程」である運用・保守に分かれている場合が多いです。
下流工程から仕事を始め、徐々に上流工程の仕事を行い、専門性を高めていく流れが一般的です。
ITインフラの設計
ITインフラの設計はサービスを運営するにあたって満たしたい要件や、必要な機能を設計書に記載し、予算やスケジュールについても決めるため、重要性が一番高い工程です。
プロジェクトを滞りなく進めるためには、要件定義の設計段階でプログラムをイメージし、動作のフローやエラーハンドリングについても組み込む必要があります。
まずは、クライアントの要望を正確にヒアリングして、想定するユーザー数や通信量を考え、サーバーのランクやネットワーク経路なども設計します。
必要に応じてヒアリングだけではなく、内容の提案も行いながら設計書の作成を行いましょう。
設計書を元に実作業が行われるため、非常に重要な作業です。
システム・サービスの構築
設計書が完成した後は、実際に設計書を元にシステムやサービスを構築します。
物理サーバーの場合では組み立てに始まり、様々な機能をインストールし、ネットワークに配線して繋げます。
そして、自分たちの提供するサービスに合わせた機能を構築し、インフラを作り上げます。
物理サーバーとクラウドでは工程が異なりますが、機械を触れるタイミングが多い工程です。
ハードウェアやソフトウェアの知識のほか、設計書のミスを見つけられる程度のネットワークやサーバーの知識が必要です。
プログラミング以外の部分でエラーなどが起こる可能性があるため、幅広い知識を求められます。
作成した後も、動作確認や負荷テストなどを実施します。
完成したインフラの運用・保守
構築とテストが終了した後は、いよいよ運用開始です。
インフラの運用・保守ではさまざまな知識やスキルが必要とされます。
- システムに異常が発見された場合の障害復旧対応
- 上流工程について把握し、ネットワークやサーバーの知識を持っている
- キャパシティ最適化
- 障害予測・予防
インフラエンジニアは基幹システムに関わっているため、完成したインフラが実際に問題なく動作しているか確認をする必要があり、常駐・長期の案件になりやすいです。
万が一トラブルが発生した場合は、即時の対応が求められます。
また、もしクライアントからシステムの変更や増設の依頼があった場合は、そちらの対応も必要です。
引き継ぎにも時間がかかるため、長期案件が多く、フリーランスになっても、案件探しへの苦労は少ないでしょう。
サーバー/ネットワーク/セキュリティエンジニアの違い
インフラエンジニアは「サーバーエンジニア」、「ネットワークエンジニア」、「セキュリティエンジニア」に分けられます。
これら3種類について、それぞれの仕事内容を紹介していきます。
サーバーエンジニア
サーバーエンジニアの仕事は、サーバーの運用業務全般です。
クライアントの要望を受けてサーバーを選定し、適したOS・ソフトウェアをインストールします。
しかし、近年では社内に機器を設置するのでは無く、インターネットを通じて外部のクラウドサービスを利用するケースが増えています。
ですので、クラウドサービスの選定を行ったり、クラウド上でサーバーを構築し、ソフトウェアの導入や運用、トラブル対応の能力を身につける必要があります。
ネットワークエンジニア
コンピューターや電子機器をルーターやLANケーブルで繋ぎ、安全で安定したネットワーク環境を作る仕事です。
設計書を作成し、機器を接続させてネットワークの環境を作り、不具合を点検しながら運用・保守を行います。
セキュリティエンジニア
情報セキュリティに特化して、ネットワークやシステムを外部の攻撃から守るエンジニアです。
セキュリティに関して、社会全体の流れとして意識が高まっているため、需要のある職種です。
セキュリティ機器の導入や、ウィルス感染、サイバー攻撃を防ぐために対策を行っています。
フリーランスインフラエンジニアの魅力
インフラエンジニアの魅力として、次の4点があげられます。
- 社会貢献度が高い
- 高収入の案件が多い
- スケールの大きい仕事に関われる
- 仕事が無くなる心配が無い
生活に直結するインフラ整備を行う仕事なので、社会貢献度も高く、高収入の案件が多いです。
100台以上の大型コンピュータを扱った大規模のプロジェクトになることも多く、スケールの大きな仕事と言えます。
また、ITが無くなると現代社会は成り立たないため、需要が尽きる事のない職種です。
フリーランスのインフラエンジニアはリモートワークができる?
近年ではインフラエンジニアでも、リモートワークのできる案件が増えています!
従来、サーバーやハードウェアを扱う必要があるため、リモートワークは難しいと言われていました。
しかし、クラウド環境によるシステム構築ができるようになったため、インフラエンジニアでもリモートワークが可能となっています。
リモートワークでも基盤構築や稼働しているシステムのモニタリング、トラブルの調査などの業務が可能です。
行える業務が増えているため、リモートワーク可能な案件も増加しています。
ただし、リモートワークでも月に数日程度の出社を求められる場合もあります。
完全なフルリモートができるのかどうかについては、募集要項や面談時に確認をしましょう。
インフラエンジニアがフリーランスになるには?案件を獲得する方法
フリーランスとしてインフラエンジニアが案件を獲得する方法は、主に下の3つです。
- フリーランスエージェントを利用する
- 前の職場から仕事を受注する
- 求人サイトを利用する
他にも、ブログ経由やクラウドソーシングで案件を受注することもできます。
しかしここでは、フリーランスとして独立している方が、継続的に案件を獲得する方法を紹介していきます。
フリーランスエージェントを利用する
エージェントとは、企業とフリーランスの仲介サービスのこと。自分のスキルにあった案件を、継続的に紹介してもらえます。
営業や交渉・日程調節などをエージェントに代行してもらえるため、事務や手続きにわずらわされることなくインフラエンジニア業務に集中できます。
エージェントによっては、会社員並みの福利厚生が受けられるエージェントもあります。
前の職場から仕事を受注する
以前働いていた職場から業務委託でそのまま仕事を受注する方法です。
この方法は営業の必要がなく、お互いによく知っている間柄なのでハードルが低いと言えます。
求人サイトを利用する
求人サイトで仕事を探して応募する方法です。
正社員やアルバイトの求人を掲載しているサイトが多いですが、中には業務委託案件を中心に掲載しているサイトもあります。
求人サイトは手軽に利用できますが、クライアントへの提案や条件交渉などのやりとりを全て自分で行い、案件が途切れないようにする必要があります。
インフラエンジニアがフリーランスになるメリット
次にインフラエンジニアがフリーランスになるメリットについて解説します。
- 好きな条件で自由に案件を選択できる
- スキル次第で年収アップが狙える
- 時間を効率的に使える
好きな条件で自由に案件を選択できる
自分で数ある求人の中から、自分にあった案件を選択できます。
そのため、以下のような方におすすめできます。
- 相性のいい人と働きたい
- リモートで好きな場所で働きたい
- 自分の強みを活かしたい
- 複数の案件に参画したい
結果的に会社員では、人間関係や仕事が選べないといったことでストレスを感じる場面もあります。
しかしフリーランスの場合、上記の理由に関するストレスは少なくなります。
スキル次第で年収アップが狙える
スキルさえあれば、以前よりも年収をアップすることも可能になります。
クラウドサーバーやインフラ設計スキル、下記のような資格を取得すると、より給与の高い職種への転職も可能です。
- 基本情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- AWS認定資格
- LinuC(リナック)
- シスコ技術者認定
時間を効率的に使える
フリーランスになると受注する案件を選べるようになり、働き方の自由度も会社員時代よりも上がります。
さらに、リモート案件の場合出勤時間が無くなり、時間的余裕が生まれるでしょう。
そのため、今まで通勤時間として使っていた時間を、別の活動にあてられるようになります。
コロナウイルスの影響でリモートワークは一般的になってきましたが、出社を再開している企業も多いため、家で働ける案件を受けられる点は魅力です。
インフラエンジニアがフリーランスになるデメリット
インフラエンジニアがフリーランスになるデメリットは、主に以下の3点が考えられます。
- 収入が不安定になる場合がある
- 生活リズムが乱れる
- 福利厚生が弱い
それぞれ見ていきましょう。
収入が不安定になる場合がある
フリーランスは案件を獲得するために、自分で営業をする必要があります。
案件が受注出来ないとその間の収入が無くなりますし、フリーランスは収入が不安定になりがちです。
また、業界の状況によっては案件の受注がままならず、収入が減少したり、収入が無くなるというリスクがあります。
フリーランスでは保険料や税金、その他経費を自分で払う必要があります。
ですので、案件を受注する際にも、会社員時代の給料を基準に交渉してしまい、「思ったより稼げなかった」という事になりがちです。
そのため、安定した収入源を確保する必要があります。
生活リズムが乱れる
自分のペースで案件を取れるため、案件を取りすぎた結果キャパオーバーになるケースがあります。
そのため案件の管理をしっかり行う必要があります。
福利厚生が弱い
フリーランスになると厚生年金から国民年金になり、貰える額が減ってしまいます。
正社員の時は、企業側が保険料を負担します。
しかしフリーランスの場合は全て自己負担になり、健康保険料が上がります。
また、傷病手当金や出産手当金もなくなってしまいます。
しかし、これらのデメリットはフリーランスエージェントに登録しておけば、ある程度解消できます。
フリーランスエージェントでは事務手続きの代行のほか、税理士紹介・保険の紹介などの福利厚生サービスが受けられます。
フリーランスのインフラエンジニアに必要なスキル・知識
次に、フリーランスのインフラエンジニアが身につけるべき5つのスキルについて解説していきます。
- サーバーとネットワークの基礎知識
- クラウドサーバー関連のスキル・知識
- セキュリティ関連の知識
- インフラ設計スキル
- プロジェクトマネジメントスキル
サーバーとネットワークの基礎知識
インフラエンジニアとして仕事を行ううえで、サーバーやネットワークに関する基礎知識は必須です。
サーバーなどの機器に関する知識のほか、機器同士をつなぎ合わせる作業もあるため、ネットワークに関する知識も求めらます。
トラブルが発生した場合にネットワークや、機器の問題という可能性もあるため、幅広い知識が必要です。
また、負荷の分散やトラブルを防ぐといった、全体を俯瞰した設計が求められます。
サーバーのOSは、WindowsやLinux、Unixなどが主流のため、いずれかのスキルは身につけておきましょう。
クラウドサーバー関連のスキル・知識
最近のシステムは、ITインフラをクラウドサーバー上で構築する、IaaSを利用した設計が増えています。
高額なハードウェアを購入する必要が無くなるため、初期費用を抑えられるメリットがあります。
近年クラウドサーバーの人気が高まっており、AWS・GCP・Azureなどは重要性が高く、知識を身につけておくと、より幅広い仕事ができるようになります!
セキュリティ関連の知識
場合によってはセキュリティの設定などが、インフラエンジニアの仕事に含まれる場合があります。
また、設計を行うためにはセキュリティに関する知識は必要不可欠です。
専門的な深い知識やスキルを求められる可能性は高くありませんが、基礎知識やセキュリティ製品に関する知識は身につけておきましょう。
特に暗号化やマルウェア対策などのほか、ファイアウォールの設計などは学んでおくと安心です。
インフラ設計スキル
設計スキルがあることで、対応できる仕事の範囲が広がり、高単価の案件も受注できる可能性が上がります。
サーバーに搭載されているサーバーOSはクライアントにより異なりますが、WindowsやLinux、Unixなど主なOSについて知識を身につける必要があります。
また、今後「Infrastructure as Code」と言われる、一度コードを記述すると、実行するだけでインフラ環境を構築できるシステムが増える事も予想されます。
これにより、コードでインフラを管理することで人の手で行う事によるミスが減る、コマンドを打っていく作業の莫大なコストを減らせるなどのメリットがあります。
そこで、プログラミングの能力が必要となってくる可能性も考えられます。
Shell
Shell(シェル)は、OSの核「カーネル」と人間がお互い理解できるように繋げ、コンピューターを動かせるようにする役割を担っています。
Macのターミナルや、Windowsのコマンドプロンプトを通して、シェルに命令を出す事ができます。
「バッチファイル」に処理をまとめておくと、コマンドを入力しなくてもダブルクリックで実行できるため、効率よく運用するのに役立つ言語です。
TTL
TTLは、Windows向けターミナルエミュレータ「Tera Term」シリーズのマクロ言語です。
複数のサーバーへのログオンを自動化したり、多段ログオンを行えるようになります。
現場で必ずといっていいほど利用する言語なので、身につけておくべきスキルです。
Python・Ruby
Python、Rubyを利用できる、Infrastructure as Code向けのツールもあるので、IaCを活用するために学習するのもおすすめです。
これらの言語を学習することで、障害の早期復旧や、インフラエンジニア業務の効率化にも役立ちます。
プロジェクトマネジメントスキル
リーダー以上のインフラエンジニアを目指すうえで、必要となるスキルです。
プロジェクトを進めるうえで必ず問題が発生するため、原因を分析し、適切な解決案を提示する問題解決スキルが必要です。
期限までにプロジェクトを完了させるための進行管理能力や、莫大な予算と関係者を動かす調整スキルやコミュニケーションスキル、アクシデントへの対応能力なども求められます。
これらを身につけるためには、業界での経験や知識を身につけ、日頃からメンバーやクライアントの立場で考える必要があります。
このスキルがあれば、より上位の職種に就くことが可能となるでしょう。
フリーランスインフラエンジニアが年収を上げる方法
インフラエンジニア案件のあるフリーランスエージェントを利用して年収を上げる方法について解説します。
- クラウド・コンテナの開発実績を積む
- 大手企業や外資系企業の案件を受注する
- 資格を取得する
クラウド・コンテナの開発実績を積む
近年では自社での運用ではなく、外部のクラウド環境を利用した開発などが増えています。
オンプレミスからクラウドに移行する企業が増えているため、クラウドやコンテナの知識を求められる場面が増えるでしょう。
オンプレミスの案件が無くなる可能性は低いですが、クラウドやコンテナによる開発実績を持っていると声をかけられる可能性が上がります。
大手企業や外資系企業の案件を受注する
大手企業になるほどインフラの構築・設計に力を入れている場合が多いです。
また、大手企業では直接顧客から依頼が来る可能性が高いため、より上流の工程に関われる機会があります。
さらに、間に入る会社の数が減るため、1件あたりの単価が高くなる可能性も出てきます。
上流工程に関する知識やスキルがある人、今以上に経験を積んで活躍をしたい人は、さらに年収がアップするでしょう。
実績やスキルがあれば、大手企業や外資系企業からも受注できるため、年収アップを狙うことも可能です。
資格を取得する
年収アップの方法として、インフラに関する次のような資格の取得もおすすめです。
- 基本情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- AWS認定資格
- LinuC(リナック)
- シスコ技術者認定
基本情報技術者試験
ITパスポートなどのITを利用する側の資格に対して、基本情報技術者試験はIT技術を提供する側の資格です。
受験者の平均年齢は約25歳であり、ネットワーススペシャリスト試験よりも基礎的な内容ですが、IT業界で働いている人でも合格が難しいと言われています。
IT業界人に必須とも言われる資格ですので、挑戦してみると役に立つでしょう。
ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークの固有技術からサービスの動向まで幅広く精通し、目的に合った大規模で堅牢なネットワークシステムを構築・運用できるエンジニアの証明になる資格です。
合格率13〜14%と、非常に難易度が高い資格ですが、取得する事で情報インフラ企業や情報システム開発企業でのキャリアアップが可能になります。
AWS認定資格
AWS認定資格は、Amazonが提供しているクラウドサービスに関する資格です。
AWSの専門知識を持っている証明になるため、転職で有利になります。
始めから設計に関わる事は難しいですが、運用・保守の即戦力として活躍できるため、おすすめの資格です。
LinuC(リナック)
Linuxに関する民間資格です。
Linuxを直接業務で扱っていない人や、クラウド化により実際に自分で構築する機会の無い人でも、動かす仕組みを理解する事は重要です。
難易度は、レベル1から3まであります。
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定は、シスコシステムズが運営するベンダー資格の事です。
ベンダー資格ですが認知度が高く、シスコ製品を扱える事がネットワークエンジニアの必須条件とされているので、優れたネットワーク技術を示すことができます。
シスコ技術者認定は31種の資格があり、中でもネットワークエンジニアには未経験からでも取得できるCCNAが必須とも言われています。
フリーランスのインフラエンジニアに将来性はあるのか
次に、インフラエンジニアの将来性について説明します。
インフラエンジニアは名前の通り、ITインフラに関する構築や保守の仕事がメインです。
ITインフラが無くなることはなく、サーバー構築やシステムの監視など、インフラエンジニアは今後も需要があります。
しかし、近年ではクラウドサービスの流行により、インフラを支える技術も多様化しています。
そのため、今後は従来のオンプレミスのスキルだけではなく、クラウドへ移行するための知識やスキルを持っている人の需要が高まるでしょう。
多様な技術を身につけておくと、より幅の広い案件に携われる可能性が広がります。
フリーランスインフラエンジニアに関するよくある質問
フリーランスエンジニアに関する、よくある質問について回答いたします。
気になる点は早期に解消して、フリーランスエンジニアとして活躍するための土壌を整えましょう。
未経験からインフラエンジニアとしてフリーランスになれる?
実務経験が無い場合、受注できる案件はかなり限られてきます。
そして、フリーランスは即戦力を求められるため、実績が少ないと案件の単価は低くなりがちです。
フリーランスになると経費や保険料、税金などを自分で払わなくてはいけないので、ある程度実務経験を積んでから独立することをおすすめします。
20代後半でリーダー的ポジションを経験すると、案件を高く受注できる場合もあります。
フリーランスのインフラエンジニアが稼げないって本当?
前述している通り、フリーランスインフラエンジニアの平均単価は68.1万円と高い傾向にあります。
そのため、年収1,000万円を狙える可能性もあり、決して稼げない職種ではありません。
しかし、高単価の案件に携わるためには、充分な実務経験やスキルが必要です。
経験が浅い・未経験の人が、いきなりフリーランスのインフラエンジニアとなると単価の低い案件にしか関われず、結果稼げないでしょう。
案件に応募する前に自分自身には、どの程度の力があるのか、いくら程度の案件に関われるかなどを確認しましょう。
副業としてフリーランスエンジニアになれる?
現在会社員のインフラエンジニアとして働いている人が、副業としてフリーランスエンジニアのように活動するのは可能です。
副業は、独立前に経験を積むという意味でもおすすめです。
副業をした結果、自分にフリーランスの案件が合っているかどうかの判断ができます。
自分に合っていると判断できた場合は、副業から独立したフリーランスエンジニアへと挑戦しましょう。
副業によって企業に自分自身を売り込めるほか、独立後の案件獲得につながる可能性もあります。
しかし、副業は実務経験を積むというより、知識やスキルを得るための手段です。
まとめ
今回は、フリーランスのインフラエンジニアについて、会社員時代と変わる事や案件の獲得方法、将来性まで解説していきました。
エージェントを利用する場合、様々なフリーランスエージェントがあるので、ぜひ調べてみてください。
もっと活躍の幅を広げたいと考えている方は、この記事を参考にして取り組んでみてはいかがでしょうか。
とにかく案件数が多く、大企業の高単価案件やフルリモート案件も多数取扱あり。
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