Salesforceの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説

最終更新日:
フリーコンサルタント向けのフリーランスエージェント
【第1位】ProConnect(プロコネクト)(公式サイト: https://pro-connect.jp/
フリーコンサル向けの求人数が多いエージェント。SAP/ERP系の案件や、PMO,PM系案件あり。全体的にはIT系コンサル系案件が多い。
稼働率60%未満案件もあり。起業を検討している方や、プライベートとのバランスが取りたい方にもおすすめ。
【第2位】ハイパフォコンサル(公式サイト:https://www.high-performer.jp/consultant/
PMO/PM案件の求人が多いフリーコンサルエージェント。リモート案件80%以上・月120万円以上案件率60%以上。
東証グロース市場上場のINTLOOP株式会社が運営。
【第3位】フリーコンサルタント.jp(公式:https://freeconsultant.jp/  
上場企業の株式会社みらいワークスが運営。老舗のフリーコンサルエージェント。求人数も多く、稼働率60%未満の案件も豊富。
業務委託としてSalesforce案件を受注しようと考えていて、以下のように悩んでいる人はいませんか?

  • 低稼働の案件で稼いで、自分の事業に注力したい
  • Salesforceの業務委託案件を獲得して、年収を上げたい
  • ファームを退職して起業するので、業務委託としてSalesforceコンサル案件を受注し、収入の柱にしたい

今回はSalesforceの業務委託で働こうと考えている方に向けて、Salesforceの業務委託について解説します。

結論、業務委託で働こうと考えている人は、フリーランス向けのエージェントを利用するのがおすすめです。

エージェントを利用することで、企業への営業や面倒な交渉をせずに案件を獲得できます。

この記事では、以下のエージェントをおすすめしています。

各エージェントよって扱っている案件は異なるので、より理想の案件を見つけるために最低でも2〜3つのエージェントに無料登録して案件を紹介してもらいましょう。

今回紹介するエージェントの特徴は、以下のとおりです。
表は左右にスクロールできます

公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
ProConnect(プロコネクト)
https://pro-connect.jp/ ★★★★ 週2~5日 ・IT・戦略・業務・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱う
・高単価なプライム案件を多く保有
・稼働率が60%〜の案件やリモートワーク可能な案件も多く保有
・フレキシブルな働き方を目指すフリーコンサルにもおすすめ
ハイパフォコンサル(High Performer Consultant)

https://www.high-performer.jp/consultant ★★★ 週2〜5日 ・上場企業であるINTLOOP社が運営する、PMO/PM系の案件に強いフリーランスコンサル特化エージェント
・業界最大規模の案件数
・月120万円の高単価案件、リモート案件などが豊富です。
・稼働率60%未満(=週3日以下)の案件もあり
フリーコンサルタント.jp
フリーコンサルタント.jp
https://freeconsultant.jp/
★★★ 週2~5日 ・株式会社みらいワークスが運営するフリーランス向けの案件紹介サービス
・特にコンサルタント・PM・PMOなどプロフェッショナル人材に特化
・大手からベンチャーまで700社以上との取引実績があり
・リモート・スポット・短期など柔軟な働き方に対応した案件も豊富

(※表は横にスクロールできます)

※各社公開ページから引用・算出

DAI
各エージェントによって扱っている案件は異なります。そのため複数のエージェントに登録し、数多くの案件から自分に合った案件に出会えるようにしておくことが重要です。

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プロフィール登録で、あなただけのカスタマイズされた案件情報を受け取れます。時間をかけずに理想の案件を見つけられます。

目次

Salesforceの業務委託はできる?未経験からも可能?

Salesforceの業務委託は可能ですが、実務経験とCRM/SFA知識が必須条件となります。 未経験者の場合、Trailheadでの学習や資格取得といった段階的なスキルアップが必要です。

市場では特にApex開発やLightning Component開発、Visualforceページ構築に精通したコンサルタントの需要が高いです。Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloudの実装経験を持つ方であれば、月額80-150万円の案件も多数存在します。

案件獲得には、ProConnectやハイパフォコンサルなどのコンサル向けエージェントへの登録がおすすめです。

ポートフォリオには具体的なOrg設計実績やカスタムオブジェクト構築事例、Process Builderの活用実績を明記しましょう。API連携(REST/SOAP)やSalesforce DXを用いたCI/CD構築経験があればさらに有利です。

DAI
未経験者は、まずTrailheadで基礎知識を習得し、Developer Editionで実践を重ねてください。段階的に資格を取得することで、確実にレベルアップできます。

Salesforce案件の単価相場

単価中央値: 80.0万円
単価平均値: 81.1万円
単価相場案件数
0〜9万円21件
10〜19万円5件
20〜29万円16件
30〜39万円16件
40〜49万円36件
50〜59万円54件
60〜69万円128件
70〜79万円201件
80〜89万円266件
90〜99万円117件
100〜109万円74件
110〜119万円76件
120〜129万円40件
130〜139万円12件
140〜149万円12件
150〜159万円6件
160〜169万円13件
170〜179万円0件
180〜189万円0件
190〜199万円0件
200〜209万円0件
210〜219万円1件
220〜229万円0件
230〜239万円0件
240〜249万円0件
250〜259万円0件
260〜269万円0件
270〜279万円0件
280〜289万円0件
290〜299万円0件
300〜309万円0件
2025年10月時点

インディバースフリーランスが提携しているエージェントの全求人データをもとに抽出した結果ですが、平均単価相場/月は約83万円でした。

高単価の案件を探している人は、高単価案件が豊富なProconnectで案件を探すのがおすすめです。

Salesforceの業務委託案件例

Salesforceの業務委託ができる案件例を紹介します。案件のスキル感や単価相場などを参考にしてください。※案件は掲載当時の情報なので、募集が終了している場合もあります。

案件例1

案件タイトルPMO/リモート併用/電力業界向けSalesforce構築プロジェクト | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (プロジェクトマネジメントオフィス(PMO)/御茶ノ水)| テクフリ
単価〜 880,000円
案件概要
PMOのリードポジションとして、課題のハンドリングやテストシナリオ準備、
業務部門やベンダーとの折衝等をもとに、1名コンサルタントがつくので、そのメンバーマネジメントなどを想定しております。
ベンダー...
必要スキル
・システム開発PJにおけるPMO経験
・PM,PL等のマネジメント経験(本件と同じようなPMOのリードポジションの経験者尚可)
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例2

案件タイトル電気小売り会社におけるSalesforceの運用保守 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Salesforceエンジニア/御徒町)| テクフリ
単価〜 1,380,000円
案件概要
電気小売り会社における業務SEのような立ち位置で参画頂きます。
【業務内容】
勤怠、販売管理、経費精算などの業務基盤をSalesforce上で構築しており、
営業からアフターサービスのビジネスプ...
必要スキル
・Salesforceエンジニアスキル(APEX)
・ERP及びSCMの業務スキル
・建設業におけるPL管理業務スキル
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例3

案件タイトルITコンサル/常駐/医療業界向け業務整理・システム構築業務 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (ITコンサルタント/御成門)| テクフリ
単価〜 1,050,000円
案件概要
医療機関向けに、業務コンサルとして、顧客ヒアリングと業務調査、システム構成の検討をお願いいたします。
業務管理、経理、法務、システムの要素において、すでに導入しているツールがありますが、
期待する効果...
必要スキル
・業務コンサルとして、業務分析、業務改善、システム導入支援を行った経験
・システム要件定義の経験
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例4

案件タイトルSalesforce/週5/リモート可/再生可能エネルギー企業でのSalesforce開発 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Salesforceエンジニア/御徒町)| テクフリ
単価〜 940,000円
案件概要
再生可能エネルギーによるエネルギー自給率の向上を目指す企業にて、
Salesforce運用保守開発に携わっていただく予定となっております。
Salesforceが関わるシステムに対して事業部門からの依...
必要スキル
・Salesforceの要件定義~開発のご経験
・ユーザ部門と要件の調整
・事業会社に社内SEとして参画することのイメージがつく方、抵抗のない方
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

案件例5

案件タイトルSalesforce/内視鏡診断AI企業でのSalesforce再構築・保守運用業務 | フリーランスエンジニアのIT案件・求人 (Salesforceエンジニア/池袋)| テクフリ
単価〜 1,100,000円
案件概要
内視鏡診断AIサービスを提供している企業での業務です。
既にSalesforceは導入されており、請求管理などをSalesforce上で行っていますが、
Salesforceの知識が浅いメンバーが構築...
必要スキル
・認定アドミニストレーター
・ServiceCloudの業務プロセス含めた開発経験あり
・SalesforceFlowのノーコードツールにおいてプロセス処理を自動化した経験
・Salesforceの導入や改修プロジェクトで、プロジェクトマネージャー(PM)として参加した経験
求人元TechCareer Freelance
公式ページhttps://freelance.techcareer.jp

ご紹介した案件はあくまでも一例です。エージェントに登録すると非公開案件が見られるので、まずは登録して自分のスキルに合った案件があるかチェックしてみましょう。

Salesforceの業務委託案件探しにおすすめのエージェント


Salesforceの仕事探しにおすすめのサイトは以下のとおりです。

公式サイト 案件数 稼働日数
(目安)
特徴
ProConnect(プロコネクト)
https://pro-connect.jp/ ★★★★ 週2~5日 ・IT・戦略・業務・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱う
・高単価なプライム案件を多く保有
・稼働率が60%〜の案件やリモートワーク可能な案件も多く保有
・フレキシブルな働き方を目指すフリーコンサルにもおすすめ
ハイパフォコンサル(High Performer Consultant)

https://www.high-performer.jp/consultant ★★★ 週2〜5日 ・上場企業であるINTLOOP社が運営する、PMO/PM系の案件に強いフリーランスコンサル特化エージェント
・業界最大規模の案件数
・月120万円の高単価案件、リモート案件などが豊富です。
・稼働率60%未満(=週3日以下)の案件もあり
フリーコンサルタント.jp
フリーコンサルタント.jp
https://freeconsultant.jp/
★★★ 週2~5日 ・株式会社みらいワークスが運営するフリーランス向けの案件紹介サービス
・特にコンサルタント・PM・PMOなどプロフェッショナル人材に特化
・大手からベンチャーまで700社以上との取引実績があり
・リモート・スポット・短期など柔軟な働き方に対応した案件も豊富

(※表は横にスクロールできます)

それぞれ解説します。

ProConnect(プロコネクト)

運営会社 株式会社WorkX
公式サイト https://pro-connect.jp/
契約形態 業務委託契約 ・派遣契約
対応地域 日本全国 ・海外
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月9営業日目に支払い。
※以下の場合は30日サイト(翌月末払い)へ変更される場合あり
・必要書類(作業報告書、経費領収書など)が指定期日までに指定の方法でご提出いただけない場合
・差し戻しが発生した場合
・特定条件を満たす案件の場合
・派遣契約の場合
求人数 305件
リモート求人数 -
福利厚生 情報なし

ProConnect(プロコネクト)は、IT・戦略・業務・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱うエージェントです。

高単価なプライム案件を多く保有するほか、稼働率が60%〜の案件やリモートワーク可能な案件も多く保有しており、フレキシブルな働き方を目指すフリーコンサルにもおすすめです。

ProConnect公式

こちらも読みたい:

ProConnect(プロコネクト) の評判・口コミを解説 | 特徴やメリット・デメリットも解説

High Performance Consultant(ハイパフォコンサル)

運営会社 INTLOOP株式会社
公式サイト https://www.high-performer.jp/consultant/
契約形態 業務委託
対応地域 全国
支払いサイト 最短で稼働月当月末締め翌月15日に支払い(業界最速水準)
求人数 8,185件
リモート求人数 881件 (2025年10月27日 現在)
福利厚生 フリーランス向け 福利厚生プログラム fukurint -フクリント-
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ハイパフォコンサルは上場企業であるINTLOOP社が運営する、PMO/PM系の案件に強いフリーランスコンサル特化エージェントです。

業界最大規模の案件数を持ち、月120万円の高単価案件、リモート案件などが豊富です。

稼働率60%未満(=週3日以下)の案件もあります。

エンド直請け・上場企業案件が豊富で月180〜210万円級の高単価を実現。報酬は月末締め翌月15日払いと資金繰り安心です。

ハイパフォコンサル 公式
【最新】ハイパフォコンサルのリアルな評判を紹介 メリットや使い方についても解説

フリーコンサルタントjp

フリーコンサルタント.jp

運営会社 株式会社みらいワークス
公式サイト https://freeconsultant.jp/
契約形態 業務委託契約
対応地域 全国
支払いサイト 月末締めの翌々月10日支払(40日サイト)
求人数 6,156件
リモート求人数 -
福利厚生 情報なし

「フリーコンサルタント.jp」は、株式会社みらいワークスが運営するフリーランス向けの案件紹介サービスです。

特にコンサルタント・PM・PMOなどプロフェッショナル人材に特化しています。

大手からベンチャーまで700社以上との取引実績があり、リモート・スポット・短期など柔軟な働き方に対応した案件も豊富です。

フリーコンサルタント.jp 公式
フリーコンサルタント.jpのリアルな評判は?利用方法やメリット・デメリットを紹介

Salesforceの業務委託案件を探す基準

Salesforceの業務委託案件を探したい方は、以下のポイントを押さえましょう。

  • 自分のスキルに合った案件が多いか
  • リモート可能な案件があるか
  • 高単価な案件が多いか
DAI
詳細について説明します!

自分のスキルに合った案件が多いか

Salesforceの業務委託案件を各サイトから探すときは、「自分が保有するスキルに合う業務が多いかどうか」を判断基準にしましょう。

実務経験で培ったスキルを振り返りながら、自分に何ができるのかを見つめ直すことが大切です。

各サイトに関する特徴の一例は、以下のとおりです。

  • 高単価案件が多く、実務経験のスキルが求められるサイト
  • 週1~3日から稼働できる案件が多いサイト

サイトごとに特徴や得意分野が変わるので、複数のサイトに登録しておくのがおすすめです。

DAI
今後のことを考えて、将来関わっていきたい分野やスキルアップを目指せる案件を選んでみてください。

リモート可能な案件があるか

Salesforceの業務委託案件の種類には、主に以下の働き方があります。

  • リモート型:自宅やコワーキングスペースなどで働く
  • 常駐型:企業に出社して働く

それぞれにメリットとデメリットはありますが、できる限りリモートで働ける案件がおすすめです。

リモート可能な案件には、下記のような魅力があります。

  • 出社の必要がないので、通勤時間がかからない
  • 自宅や外出先など、好きな場所で働ける
  • 化粧や身支度の準備が必要ない

リモートのなかには完全在宅型のフルリモート案件、一部出社が必要なリモート案件があります。

働きやすい案件を選びたい方は、フルリモート案件を選んでみてください

DAI
リモート案件は募集が集まりやすい傾向があります。魅力的な案件があったときは即応募しましょう!

高単価な案件が多いか

できるだけ高単価なSalesforceの業務委託案件に注目して探すのも、基準の一つです。

効率的に稼げるため、年収アップを目指しやすくなります。

高単価な案件ほど高いスキルを求められる傾向にあるので、少しずつレベルを上げて挑戦するのがおすすめです。

また同じようなスキルや仕事量が求められる案件でも、A社とB社のサイトで単価に差がある可能性もあります。

DAI
複数のサイトを利用し、案件情報を見比べてから決めるようにしましょう!

業務委託契約の主な種類

業務委託契約は仕事を発注したい企業と、仕事を受注したい個人が連携し合い、仕事の完成を目指します。

スムーズに仕事を進めるためにも、契約前に仕事内容や報酬、納期などをすり合わせることが大切です。

契約方法には、いくつかの種類があります。

  • 準委任契約
  • 請負契約
  • 委任契約
DAI
それぞれ報酬の支払いや対応方法が変わってきます。契約前には、必ず業務委託契約の種類を確認しておきましょう。

準委任契約

準委任契約とは、事務処理など事実行為を委託する契約のことです。

業務委託契約において主流の契約方法に当たります。

準委任契約は時給や月給で支払われることが一般的です。

メリット

準委任契約は、成果物のクオリティや納品の有無にかかわらず報酬が発生します

いつ頃に報酬が入ってくるのか、見通しを立てやすいので、契約中の収入が安定しやすい点が魅力です。

デメリット

準委任契約では基本的にシフトで稼働するため、あまり自由に時間を管理できない点がデメリットです。

業務の進め方もある程度クライアントに管理されるので、業務を遂行できているかどうかを定期的に報告しなければなりません。

またクライアントに仕事ぶりが評価されなければ、途中で契約を終了されてしまう恐れもあります。

請負契約

請負契約とは、成果物を完成させて納品する義務を負う契約のことです。

納品物を完成させてから、報酬を受け取れる流れになります。

メリット

準委任契約に比べると、成果物を納品できれば、比較的自由に時間を管理できます。

基本的には、クライアントに働く場所や時間などを報告しなくても問題ありません。

本人のスキルレベルの高さにより、仕事の受注継続が決まります。

DAI
実力があれば、次回の契約時に単価アップを交渉しやすいメリットがあるでしょう。

デメリット

クライアントが納得する成果物を納品できなければ、報酬を支払ってもらえないリスクがあります。

完成までの修正対応に追われてしまうなど、作業終了までにある程度の時間がかかることも。

手直しが多い案件では、時給換算したときに最低ラインを下回ってしまう恐れがあります。

DAI
請負契約で契約するときは、報酬と案件の工数で採算が取れそうか、十分に検討してから決めることが重要です。

委任契約

委託契約とは、法律行為を委託する契約のことです。

基本的には納品物の成果に関わらず、報酬を支払う義務が出てきます。

一例として確定申告を税理士に委任することがあげられるでしょう。

DAI
法律に関わる業務契約なので、Salesforceが委任契約をすることはありません。エンジニアが結ぶ契約は「準委任契約」か「請負契約」です。

Salesforceの業務委託で働くメリット

Salesforceの業務委託で働くと、以下のようなメリットがあります。

  • 自分の好きな仕事に集中できる
  • 努力次第で収入アップが可能
  • 自分で業務時間を決められる
  • 人間関係のストレスから解放される
DAI
それぞれの詳細について解説します。

自分の好きな仕事に集中できる

業務委託の働き方は、スキルアップを目指したい分野の仕事に挑戦できます

会社に勤務する働き方の場合、自分があまり興味のない分野でも、仕事を引き受けなけれなければなりません。

業務委託で好きな仕事を受注できると、仕事のモチベーションを向上させる効果があります。

DAI
業務委託の働き方は、仕事に対する不満を解消できる点も魅力のひとつです。

努力次第で収入アップが可能

Salesforceの業務委託は、自分の努力次第で大幅な収入アップを目指せます。

会社に勤務する場合、成果が給料に反映されない不満を感じることもあるかもしれません。

業務委託なら、成果を出している実績を踏まえて、価格交渉で単価を上げてもらうことが可能です。

DAI
実務経験を積んでいる方で、スキルに自信がある方にはおすすめの働き方といえます。

自分で業務時間を決められる

Salesforceの業務委託は、請負契約の場合、基本的に働く時間を自由に設定できます。

準委任契約でも、会社員と比べると自由度が高いので、稼働日時を調整しやすいメリットがあるでしょう。

自分でスケジュール管理をすれば「早朝から昼まで働く」「夜を中心に働く」など、好きなタイミングで仕事に取りかかれます

DAI
気分転換にコワーキングスペースやカフェで作業を進められるなど、仕事の自由度が高い点も魅力です。

人間関係のストレスから解放される

Salesforceの業務委託は、固定の会社や人間関係に縛られないメリットがあります。

多くの方にとって、仕事の人間関係は頭を悩ませる要因のひとつではないでしょうか。

業務委託の仕事は、基本的にクライアントと関係性が対等です。

担当者が合わないときは別の企業と取引して案件を受注するなど、柔軟に対応しやすい魅力があります。

DAI
業務委託は「仕事だけに集中したい」という方におすすめの働き方です。フルリモート案件を受注することで、基本的な作業はひとりで集中できます。

Salesforceの業務委託で働くデメリット

業務委託の働き方にもデメリットはあります。

具体的な内容は、以下のとおりです。

  • 労働基準法が適用されなくなる
  • 福利厚生が受けられない
  • 仕事のトラブルはすべて自己責任
DAI
後悔する状況を避けるためにも、事前にデメリットを知って対策を練っておきましょう。

労働基準法が適用されなくなる

業務委託の働き方は、基本的に労働基準法が適用されません。

作業量が多い時期だと、深夜や早朝まで10時間以上働いたとしても、すべて自己責任の扱いです。

また報酬に合わない仕事量を任されることがあっても、自力で対処する必要が出てきます。

DAI
会社に守られていない分、スケジュール管理など、自己管理を徹底することが重要です。

福利厚生が受けられない

業務委託の働き方は、会社員のような福利厚生を受けられないことが一般的です。

雇用保険や社会保険が適用されないため、事故や病気が発生したときに備えて、自力で準備しておく必要があります。

DAI
入院保険や積立貯金など、未来に備えるための準備や知識を取り入れておくことが大切です。

仕事のトラブルはすべて自己責任

業務に関してトラブルが発生したときは、基本的に自己責任です。

最悪の場合、裁判になってしまうケースも考えられるため、損害保険などに加入しておく必要があるでしょう。

仕事の打ち切りや報酬の未払いなどが起きたときも、自力で対応を進めていく必要があります。

DAI
仕事の情報漏洩やリスク管理については、細心の注意を払うように心がけてください。

業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要

トラブルを未然に予防するためにも、業務を始める前に業務委託契約書を交わすことが重要です。

それぞれの詳細について解説します。

業務委託契約書が必要な理由

「業務委託契約を交わさなくても、業務ができるのでは?」と感じる方もおられるかもしれません。

業務委託契約書が必要な理由には、主に以下の2つの理由があげられます。

  • 契約上のトラブルが起きにくくなる
  • 万が一のときに証拠として使える

例として給料が未払いのまま音信不通になった場合、相手企業の住所や連絡先がわかっていれば、業務委託契約書を証拠に請求しやすくなります。

裁判を起こしたいときの証拠にもなるので、契約後は必ず手元に印刷して置いておきましょう。

DAI
業務委託契約書を交わすことで、受注側の権利を守れます。

業務委託契約で起きやすいトラブルとは?

業務委託契約に関わるトラブルには、以下のような例があげられます。

  • 「成果物に対する度重なる修正を求められたが、報酬が同じでその分時給が低くなってしまった」
  • 「契約内容にない業務についても求められたが、報酬の支払いがなかった」

お金のトラブルや仕事の不満が発生すると、業務に影響が出てしまい、仕事のモチベーションも下がってしまいます

発注側の企業とトラブルになることを想定しておくためにも、業務委託契約書を交わしていないときは「契約書はありますか?」と聞いておくことが重要です。

DAI
契約前に内容を再度確認して、契約以外の内容が含まれるときは、都度企業側に確認しておきましょう。

秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす

業務委託契約書を交わすときは、基本的に秘密保持契約書を一緒に交わすことが一般的です。

  • 機密保持契約:契約中に知り得た機密情報や個人情報を、業務遂行以外の用途で第三者に開示しない契約のこと

仕事の情報を家族や友達に話したり、SNSで情報発信したりする行為は禁止されています。

秘密保持契約を守れないと、契約を途中で打ち切られるなど、仕事の信用問題に関わるでしょう。

DAI
最悪の場合は、裁判に発展する恐れがあるので、外部に情報を漏らさないことが必須です。

業務委託契約締結の主な流れ

業務委託契約の締結は、以下の流れで進めていきます。

  • 契約内容の詳細について話し合う
  • 業務委託契約書を作成する
  • 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
  • 業務委託契約書を取り交わし、契約完了

それぞれの詳細について見ていきましょう。

①契約内容の詳細について話し合う

業務委託契約書の内容に疑問があるときは、小さなことでも確認しておきましょう。

質問項目として、以下のような内容例があげられます。

  • 報酬の支払い日はいつか
  • 納品の締め切りはいつか
  • 1ヶ月あたりの作業量はどのくらいか
  • 最低稼働日数は何日なのか
  • 業務量や作業工程はどのくらいか

契約後に関しても、気になる点があるときは、担当者に随時質問を欠かさないようにしてください。

DAI
契約内容の詳細を話し合うことで、問題なく仕事を始められます。

②業務委託契約書を作成する

業務委託契約書は、基本的に仕事を発注する企業側が作成します。

受注側は業務委託契約書を交わすまで、仕事をスタートしないようにご注意ください。

③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う

業務委託契約書を受け取ったあとは、内容の詳細に関してすべて目を通しておきましょう

「事前に聞いていた話と違う」という場合、再度企業側に確認しておくことでトラブルを予防できます。

④業務委託契約書を取り交わし、契約完了

内容を確認できて問題がなければ、業務委託契約書にサインを記載します。

取り交わしが終わると無事契約完了です。

業務委託契約書の契約が完了すると、仕事を始められます

DAI
本来であれば記名捺印が必要です。ただし業務委託では、クラウド上での電子契約が多くなっているため、電子捺印で対応できる場合もあります。

業務委託契約の締結前に確認すべき条件

業務委託契約を締結する前に、再度確認しておきたい条件について解説します。

DAI
チェックリストの代わりとして、ぜひ内容を参考にしてください。

契約形態は何か

Salesforceの業務委託案件を受注するときは、契約形態を確認しておくことが大切です。

「準委任契約」なのか「請負契約」なのかによって、成果物の完成義務や支払いのタイミングが変わってきます

DAI
請負契約では、成果物が完成するまで報酬が支払われません。安定的に収入を得たいときは、準委任契約がおすすめです。

業務内容は何か

Salesforceの業務委託案件で気になる内容を見つけたときは、詳細をよく確認しておくことが重要です。

同じ分野の案件でも、案件によって作業の工数や内容が変わってきます。

  • 「具体的な仕事内容は、何があるのでしょうか?」
  • 「どのくらいの工数や期限を想定されておりますか?」

など、事前に担当者へ確認を入れておくことが大切です。

報酬についての記載はあるか

仕事の途中でお金のトラブルを発生させないためにも、業務委託契約書に書かれた報酬と支払日は、必ず確認しましょう

報酬の支払い方については、以下のような内容があげられます。

  • 時間単価(時給制)
  • プロジェクト単位の支払い

端数分についての支払いはあるのか、どのように計算するのかなど、詳細まで確認しておきましょう。

あとから揉めないためにも、遠慮せずにしっかりと質問して、疑問を解消しておくことが重要です。

報酬以外に経費の支払いはあるか

業務委託案件でも、契約する企業によっては経費を支払ってくれるケースがあります。

一例としては「業務に必要な消耗品費」「PCの回線費用や電気代などの経費」があげられます。

DAI
経費の支払いは、報酬に含まれるパターンと別払いがあるので、必ず確認しておきましょう。

稼働時間はどのくらいか

Salesforceの業務委託案件は、基本的な最低稼働日数や時間が決められています。

一例としては週1~3日程度で働ける案件もあれば、週5日稼働する案件もあるでしょう。

最低の稼働日数や時間を確認しておくことで、クライアントとの認識の相違を防げます

報酬の計算方法が時間制の場合は、稼働時間もしくは精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)があるかを確認することが大切です。

稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか

業務委託の案件によっては、稼働時間の精算幅外の「控除」または「超過支払い」の記載があります。

「稼働時間の精算幅より実際の稼働時間が少なかった(もしくは多かった)」場合、報酬の控除または加算があるのかどうかを確認しておきましょう。

DAI
支払い方法に関する詳細を聞いておくことで、仕訳作業や確定申告時の処理をスムーズに進めやすくなります。

報酬の支払日はいつか

業務委託契約書には、報酬の支払日がいつに記載されているのか、必ず確認しておくことが大切です。

月末締めで翌月末支払いの場合もあれば、納品日によっては、再来月の支払いになる可能性もあります。

納品日から検収日までの日にちを確認しておくなど、クライアントと情報共有しておくことが大切です。

DAI
口約束ではなく、必ず書面に記載してもらうことで、確実に報酬を受け取るための対策になるでしょう。

契約期間、更新の有無について

業務委託の案件には、基本的に一定の契約期間が決められています。

いつまでの契約期間なのか、期間終了後に更新する条件は何かなど、事前に条件や契約書面の記載を確認しておきましょう。

更新の条件として、規定の期間以内にお互いに解除の申し出がない場合は、自動更新される旨を定めている企業もあります。

DAI
契約期間の記載があることで、契約解除されたときを想定して案件を多めに受注するなど、臨機応変に対応しやすくなるはずです。

損害賠償の記載はあるか

損害賠償の内容としては、情報漏洩や著作権の侵害、秘密保持契約違反などがあげられます。

最悪の場合は、企業から損害賠償を請求されることがあるかもしれません。

DAI
特に損害賠償が及ぶ期間や請求される条件については、漏れがないように再度確認しておきましょう。

不利な内容は記載されていないか

業務委託契約書は、すべてに目を通しておき、受注側に不利益な内容が記載されているときは、契約を考え直すことが重要です。

例としては以下の内容があげられます。

  • 報酬の振込手数料を負担させられる
  • トラブルがあった場合すべて責任を取らなければいけない

上記のような一方的に不利な内容が記載されていないか確認しておきましょう。

少しでも気がかりなことがあれば、遠慮なく企業側に修正を依頼することが大切です。

DAI
お互いに納得のいく形で契約できないときは、契約自体をお断りすることもご検討ください。

まとめ

Salesforceにおすすめの案件サイトを始め、業務委託契約を結ぶ流れや注意事項ついて解説しました。

業務委託の働き方は、働く時間や場所を自由に決めやすい魅力があります。

DAI
自分が関わりたい分野や仕事内容の業務委託案件を探すためにも、複数のサイトに登録するのがおすすめです。

今回紹介したおすすめサイトは下記の通りです。

Salesforceの業務委託案件を受注して、収入アップや自由な働き方を手に入れましょう。

フリーコンサルタント向けのフリーランスエージェント
【第1位】ProConnect(プロコネクト)(公式サイト: https://pro-connect.jp/
フリーコンサル向けの求人数が多いエージェント。SAP/ERP系の案件や、PMO,PM系案件あり。全体的にはIT系コンサル系案件が多い。
稼働率60%未満案件もあり。起業を検討している方や、プライベートとのバランスが取りたい方にもおすすめ。
【第2位】ハイパフォコンサル(公式サイト:https://www.high-performer.jp/consultant/
PMO/PM案件の求人が多いフリーコンサルエージェント。リモート案件80%以上・月120万円以上案件率60%以上。
東証グロース市場上場のINTLOOP株式会社が運営。
【第3位】フリーコンサルタント.jp(公式:https://freeconsultant.jp/  
上場企業の株式会社みらいワークスが運営。老舗のフリーコンサルエージェント。求人数も多く、稼働率60%未満の案件も豊富。

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